雫搾りの仕込み

「しずく搾り」を行うのは、40~45%まで磨いた山田錦を使用した大吟醸酒です。
「もろみ」はまるで牛乳のように白くなります。
手作業で酒袋に入れて、小さなタンクに吊るします。
「もろみ」はまるで牛乳のように白くなります。
手作業で酒袋に入れて、小さなタンクに吊るします。

「もろみ」が酒袋の表面に付くと、お酒がにごってしまうので慎重に作業を行います。
重たいので、結構重労働です。
重たいので、結構重労働です。

酒袋から最初に出てくるお酒は少しにごっています。
次第に酒袋の目が詰まり、透明なお酒になります。
次第に酒袋の目が詰まり、透明なお酒になります。

小さなタンクの底にたまったお酒は、「斗瓶(とびん)」に入れていきます。


斗瓶中のお酒は、まだ、かすかに濁っているので、「澱引き」を行います。
「澱引き」とは、にごりの成分(でんぷんやタンパクなど)を取り除くことです。
0℃の冷蔵庫にしばらく入れて白い固形分沈殿させ、 沈殿物を舞上げないように、上澄だけをとります。
「澱引き」とは、にごりの成分(でんぷんやタンパクなど)を取り除くことです。
0℃の冷蔵庫にしばらく入れて白い固形分沈殿させ、 沈殿物を舞上げないように、上澄だけをとります。
雫搾り関連の商品はこちらになります。こだわり抜いた味を堪能してください。
雫搾り 大吟醸 池亀
「山田錦」を贅沢に仕込み、昔ながらの酒袋による雫搾りの製法を頑なに貫き、最も品質の良いところだけを集めたのが、雫搾り大吟醸「池亀」です。

雫搾り 大吟醸凛香 川波
酒袋を使って手作業で搾った原酒を瓶で囲い、低温で熟成させた贅沢な大吟醸酒です。