日本酒Q&A
日本酒をご購入されるお客様に、賞味期限や保存方法についての質問を
よくお受けするので、回答を纏めました。
参考にして頂きたいと思います。
Q.お酒の賞味期限はどのくらいでしょうか?
A.日本酒には本来、賞味期限はありません。
日本酒は時間と共に熟成が進み、風味が徐々に変化しますが、
未開封で適切に保存されていれば1年以上経っても飲めなくなることはありません。
個人差がありますが、フレッシュな状態がお好みの場合は、
購入後は1ヶ月程度で飲み切ることをお勧めします。
「生酒」は殺菌処理をしておらず、風味が変わりやすいので、
必ず冷蔵庫で保存の上、1~2週間くらいで飲み切りましょう。
Q.どのように保存すればよいでしょうか?
A.「吟醸酒・純米吟醸酒」は風味変化の少ない冷蔵庫保存がお勧めです。
「生酒」は必ず冷蔵庫に入れ、早めにお召し上がりください。
「純米酒・本醸造酒」は常温(冷暗所)でも大丈夫ですが、
冷蔵庫の方がベターです。
※「夏の純米酒」は冷蔵庫にて保存してください。
その他、日本酒は光に弱いので、日光が当たらないように気をつけてください。
開封後は、冷蔵庫に保存し、出来る限り早めに飲み切りましょう。
保存状態が悪いと、キャップの内側にカビが生えたり、
火落ち菌が発生して、不快な臭いが発生することもあります。
香りをかいですっぱい匂いがするようであれば、
火落ち菌が発生している可能性があるので廃棄してください。
※火落ち菌は乳酸菌の一種で、日本酒に入り込むと酸化が進み、
濁りと臭みを生じさせます。美味しい日本酒を飲むためには、
適切な保存状態に保ち、早めに飲み切りましょう。